自分の理解が深まることで
さほど面白くないと思っていた本がものすごく面白くなる
そんな経験はありませんか?

まさしく今回、そんな新鮮な驚きでした。
魂との対話―宇宙のしくみ 人生のしくみ
ゲーリー ズーカフ
サンマーク出版
2003-03


スピ系の本・・・のつもりで過去の私が購入した本ですが
この本、なんと、書き始めの時点では『物理学と意識』というタイトルになる予定だったらしい。
著者のゲーリー・ズーカフはハーバード大卒業後、ベトナム戦争に参加。
『The Dancing Wu Li Masters』でアメリカン・ブック・アウォード科学部門賞を受賞。
量子物理学を学びたい人たちのバイブル的な存在となった、とのこと。

そんな著者が書いた本には
リコネクションを続けてきた中で学んだことがたくさんちりばめられています。
リコネクションのセミナーでおすすめの本の一つになっていたのがよくわかりました。
書かれている内容を理解できたのが今頃ですが(≡ω≡.)
   

そして、エドガー・ケイシーの神の探求のStudy Group で学んだことと共通することもたくさん。
ケイシーは霊能力を高めるのではなく霊性を高めるように言いました。


でも、面白いことに
当時の私は、この本を読みながら
「わかりきったようなことを書いているなぁ・・・。」
などと思っていたのです。
なんてことでしょう・・・

豚に真珠、馬の耳に念仏
ってところでしょうか。


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(前略)いまの時代をこの地球という貴重な星の上で生きている私たちの目的は、自分自身を自分の魂と同調させることです。調和、協調、共有、そして、生命に対する畏敬の念を創造することです。霊的に成長することです
 これは、私たちの進化の新しい道です。ほかの人たちを操り、コントロールする能力を追求してきた古い道は、もはや機能しなくなってきています。それがいまつくり出しているものは、暴力と破壊のみです。
(中略)
 私たちはいま、人類というひとつの家族として、急速に成長しつつあります。自分たちのより深いルーツに、そして、互いのより深い結びつきに、目を向けはじめています。私たちはいま、ひとつのより大きな生命の織物のなかで、自分の役割を意識的に果たそうとしはじめています。
『魂との対話』P278 訳者あとがきーゲーリー・ズーカフからのメッセージ より
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リコネクションもケイシーの学びも
ひとをコントロールしません。
裁くこともしません。

それがわたしがリコネクションもケイシーも大好きな理由のひとつです。

この本、本当はもう捨てようかなと思っていた本だったのですが
これまたリコネ的な流れでちょっと目を通すことになったおかげで
これからは私の大切な本の一つに加わることになりました。

この10年近くの学びは
知らない間に多少私を成長させてくれていたようです